東京都港区に建つ賃貸併用住宅。
SuMiKaの前身である「ハウスコ」募集案件。
<プロジェクト概要>
都心の住宅密集地に建つ賃貸併用住宅。
敷地は、間口7m、奥行き20mの東西に細長い方形で、ゆるやかな台地の中腹に位置している。
法的な制約により4フロアしか計画ができない間口の狭い斜面地において、5世帯の住戸を計画する事が求められた。
住宅が密集するエリアの狭小敷地において法的に許されるギリギリまでボリュームを詰め込み、床面積の最大化を図る一方、近隣との視線干渉や通風・採光に配慮しながら、街とのつながりを如何に確保してゆくかをテーマとし計画を行なっている。
人と自然あるいは街と建築の間に明確な境界線を引くのではなく、街と建築とが接する部分に、双方との距離感に配慮した領域を立体的に立ち上げ、人の暮らしや自然、街の要素が混ざり合う場所を道具立てしている。
設計事務所32社が競合し、コンペ方式にて最終選定された案件であり、また、マンション収益上の理由から賃貸部分は24時間楽器演奏可能な防音性能を付与し利回り向上を図っている。
< データシート >
設計:(株)森山博之設計事務所 一級建築士事務所
敷地:東京都港区南麻布
敷地面積:142㎡
用途:集合住宅(賃貸)
構造:鉄筋コンクリート壁式 地上3階、地下1階
延床面積:320㎡
竣工年:2016年
差別化 :遮音(24時間楽器演奏可能)
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