Legend Court House

密集地であるにもかかわらず、空・光・緑・風を贅沢に感じながら「住まい」に豊かで開放感のある家。
東京の住宅地は、乱開発や相続等の関係もあり、十分以上の敷地を持っていてもそれを細分化せざるを得ず、今では狭小といわれる住宅が溢れています。
街並みを見ても、外部空間では何もできず内部空間において、できる限りの範囲で工夫をし、目一杯の暮らしをしています。
将来的に家族が集い、豊かな暮らし、関係を築くことをお考えであるならば、恵まれた敷地を十分に生かした計画を考えなければなりません。
特に東京の住宅地において、庭等の外部空間に余裕があるのであれば、内部と外部のつながりを考えながら計画を進めていくことが大切だと考えます。
一つの敷地を分割しても、各々の敷地にご家族が住まわれるという点を最大限に生かすために、隣地でありながらも各々の「住まい」に空間的なつながりをつくる。それは、他ではありえない最大の魅力になると考えました。

KAアーキテクツ株式会社

秋田　憲二

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