親子三人住まいの小さな戸建住宅.クライアントからはコンパクトで住みやすい家が求められた.周辺環境の条件を十分に享受できるよう閉ざしている部分と開いている部分とメリハリを利かせている.一階イは家族のスペースが主で、インナーリビングから繋がるアウターリビングは適度な開放性と共に、敷地東側に広がる水田からの風を心地よく受け入れる.
二階は個室がふたつなのだが、親子でシェアできる細長いカウンタースペースがあり、死角を作りながら適度に公と個のスペースを作り出している.
撮影:新澤一平
◯ アウターリビングとインナーリビングがあり、季節の良い時期は外で食卓を囲める。
◯ 畳敷きのダイニングは掘り炬燵のローテーブルでキッチンカウンター越しに配膳される。
◯ 各部屋ごとに家具収納があるため、狭小住宅であるがものが散らかりにくい。
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