神社の参道沿いに建つ家です。普段は閑静な住宅街ですが、年末年始・秋祭りなどには、車の出し入れが困難な状態になる立地の中、施主のご要望は「同敷地内のご実家との、程よい距離感(ご実家を気にせず、バルコニーなどで楽しむ)、祭りごと時の参道側からの目線緩和」などでした。ご実家と目線の合う南側は、敢えてハイサイドの開口とし、南東にルーバーを施したテラスを設け、外部との一体感と解放感も味わってもらえるよう配慮しました。ハウスメーカー2社・設計事務所2社のコンペの中、ご選択いただきました。