〜光がふりそそぎ、風の抜ける家(ハイサイドライトの家)〜
この住まいは、敷地の東側が道路で南側は境界ぎりぎりまで隣家が建つ、戦後に区画整理された、都市近郊の典型的な住宅地に建つ住宅です。
ご主人はカメラマン、ご夫妻ともにオフロードバイク乗りというアウトドア指向の強い40代のご夫婦のための住まいです。
日照条件の良いとはいえない敷地にあって
「できる限り明るくし風通しの良いリビングを」
「できるだけ仕切りの少ないオープンな間取りに」
ということが、建て主の方より出された要望でした。
そこで、南側の隣家の屋根の上からの自然光をハイサイド窓より2階のリビング・ダイニングに採り込み、その光を階段や吹抜、ガラス床等を通して1階の諸室に導こうと考えたものです。
また、ハイサイドライトを南面のみでなく北側にも設けることにより高い天井の近くで風の道をつくり、各室の空気がこれに誘引されることを意図したものです。
これらのことにより2階のリビング廻りのみでなく、1階のアトリエやたたみの間においても自然光がふりそそぎ、風の流れる家としたものです
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