敷地の三方が閉ざされていることから、日照を考慮し2階部分にパブリックスペースを設定しLDKと連動して使えるようテラスを広く確保した。
視覚的に広く感じられるよう壁を極力少なくし、天井仕上いっぱいまで開口部を高くした。
屋根・天井部分は、構成部材を最小にすること、遮熱性能を確保すること、仕上げとして素材のまま使用できること、構造的に使用可能なことなどから、厚さ90ミリの杉編成材を使用した。結果的に、軽やかな屋根になったと思う。
1階部分はガラスアートの工房を兼ねたアトリエと寝室を配置した。
仕上げは、コンクリート打放し・杉板・珪藻土・大谷石など経年変化が楽しめる素地の材料を使用した。
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