都内世田谷区の敷地20坪の狭小地に計画した
完全分離型の2世帯住宅です。
床下収納庫と1階をご両親のスペースとし、
2階3階が小さなお子さんを含めた
3人家族のためのスペースとしています。
将来的な家族の変容に合わせて衣替えできるように、
内部にはできるだけ構造材がでないように計画し、
ひとつひとつの要素を大きく見せることで、
狭さを感じずに視線が伸びていくように計画しています。
壁厚を200mmから100mmにすることで、
各階で約2帖ずつ有効面積が広くできたため、
小さな断面の構造材を分散配置し、
水平方向や垂直方向に
できるだけ大きなスペースを確保することを目標とし、
コストを落とすために柱や梁を4周で組んで、
ユニット化することで合理化を計っています。
内部は鉄骨工事の表しで鉄骨が全て見えていますが、
原寸を描きながら、
鉄骨を丁寧に扱うことで、
繊細な意匠として表現しています。
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