DAYS Cafe 静岡市にある小さな喫茶店併用住宅です。
静岡市の郊外の住宅の密集した地域にあるため、明るさの確保と
開放感・潤い感の演出がテーマでした。
テラス屋根の型ガラスによる光の拡散と、窓の切り取り方で明る
さを確保しました。
スリットのある目隠し塀と植栽で、奥行き感と潤い感を演出して
みました。
隣地が迫っていて圧迫感がありましたが、小さなスペースを植栽で埋めて「圧迫感を緩和」して「潤い感を演出」しました。
外部でランチが出来るように「屋根付のテラス」を設けましたが、屋根材に「アミ入りの型ガラス」を使用して光の拡散をおこなって店舗を柔らかく明るくしました。
建築費の上限と、オーナーの「山仲間」が集える場所という課題を与えられていました。
オーナーは「山小屋風」にしたかったようですが、私の提案で「客室は蔵のイメージ」に変更してもらいました。
変更してもらった理由としては、内装に木が多いと「家具が映えない」と「予算」の関係でした。
また予算を抑える為に「厨房器具は中古品」を一緒になって探しました。
テラスの屋根を「アミ入り型ガラス」としましたが、木の下地の「寸法の精度」と「直角の精度」が無いと「ガラスの屋根」が上手く載りませんので、大工さんは神経を使ったようです。
モルタル床の下に厚い断熱材を入れておけば、温まるまでは時間がかかりますが、温まってしまえば「モルタルが蓄熱層」になります。