なだらかな傾斜地に建つ扇形のすまい。南面はおおらかな田園風景がひろがり、北面には茶畑がひろがっている。風景を両手で包み込むようにゆるやかなカーブを描いた扇形の平面を考え、どこからでも風景を取り込む事が出来る間取りになっている。3世帯の間合いを建具のしつらいでゆるやかなつながりをつくり、程よい間合いの視線と気配を感じるすまいになっている。しっくいの白い壁と柱と梁の美しい木組みを表し、シンプルな素材でおおわれた暮らしをイメージした。
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