東京と埼玉を結ぶ私鉄の線路沿いに建つ木造2階建て住宅です。
数十年も通過電車の騒音と視線に曝され続けた建て主家族は、自分たちのペースで過ごせる平穏な生活を要望しました。
外壁と屋根をガルバリウム鋼板で甲冑のように覆い、9.9mの正方形平面に大中小みっつの中庭を設けています。スチール の母屋梁に屋根と垂れ壁を支持させて、中央の大きな中庭の四隅から柱を無くし
ました。中庭のデッキと内部の床は段差 が無くフラットにつながっています。そうして内外が渾然一体となり、回遊性に富む空間が生み出されています。
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