■木造平屋・二戸一(ニコイチ)借家の改装
築40年の木造平屋二戸一賃貸の北側住戸の改装したものです。
今まで長い間、手を加えれなかった設備インフラの一新と構造補強、そして新しい世代の人への入居をめざして改装したものです。
50.92㎡(15.4坪)の中廊下の3DK+水廻りという当時のオーソドックな住戸は、各室が壁と押入れで区切られ、隣住戸側の2室は日中も薄暗く、決して心地の良い場所ではありませんでした。
この改装では、外部及び開口部は既存のままという条件から、北側住戸=暗いというような空間にならないように、既存の窓を活かして光、風が自然と入るように考慮しています。
特にバラバラだった水廻りを道路側に配置して配管経路を短縮しつつ、西窓の光が奥の(個)室、主室へそそがれるようにしています。
生活の中心となる主室は、シンプルに1本の化粧柱のある一室空間としています。
(個)室は、住まい手が自由に使えるように、建具で操作できるようにし、その上部に収納スペースとしてロフトを設けるだけにとどめています。
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