京都市の中心市街地に建つ木造3階建の住宅です。
敷地は、京都市中心部では当たり前の「うなぎの寝床」型で、周囲はマンションや商業施設が立ち並び、連日観光客で賑わうエリアにあります。もともとこの土地にクライアントの店舗兼住宅が建っており職住一体で生活をしておられましたが、商売を畳まれるタイミングで3世代が住まう専用住宅として建て替えることになりました。
防犯面やプライバシーを考慮すると、外部に対してはしっかりと閉じることが求められますが、その分屋内で広がりを感じられるように工夫をしました。家族全員が毎日使用する階段室では視線が抜け光が回り込むように、踊り場にそれぞれ開口部を設けたり、蹴込部分をスリットにしたりしています。
家族の一員である猫が自由に家の中を移動できるように、屋内の建具には猫用の小窓も設けました。
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