台北に2店舗、京都に1店舗を持つスペシャルティーコーヒーロースター。私たちは京都店の内装デザインを担当しました。
京都市内の中心部、祇園祭の山鉾町内に位置し、国内外の観光客で日々賑わうエリアにあるマンションの1階テナント部分を改装しています。以前のテナントが飲食店ではなかったため、既存内装の解体や給排水設備の増設が必須でした。
飲食店舗の場合設備を整えることが優先されるため、内装に充てられる予算は限られていましたが、解体作業や床の塗装はオーナー自ら行い、部分的な補修作業は設計者も協力するなど工夫を重ねました。
使用する材料は、それぞれの規格寸法に対して無駄のないサイズで形を作ったり割り付けたり、施工者が扱いやすい材料をバランス良く使用することでコストパフォーマンスを上げています。
2期工事では焙煎エリアと客席エリアの間仕切りと陳列棚を増設、3期工事ではバックキッチンの増設を行い、ますます賑わいを見せています。
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