計画地は、桜島を望む錦江湾に面し緑と水に恵まれた姶良市内の閑静な住宅街に位置している。
四季の移り行く姿を感じ、風を感じ、光を感じ、小鳥のさえずりを聞き、緑を感じる家。そして、自然を五感で感じる「家」であってほしいと期待しいる。クライアントが耕作した畑で採れる野菜を食し、物が溢れているこの時代に、自給自足という人間本来の近づいたとき自然に圧倒され自然を思う存分感じる生活が送れるであろう。
いつもそばに居る、いつも気配を感じられる。一緒に居たい時は一緒にいれるそんな家の提案です。風と光と風を呼び込む家、南には見る庭を、北には使う庭を配置し、風が通り抜け、自然を感じられる。そんな家である。いつも気配が感じられる、それは中心の食・憩・集という空間構成から生まれるものである。
どの空間にいても気配が感じられ、家族が集まり、憩いの場、「現代の民家」、座るという行為、そして、囲炉裡を囲むように、父・母・子というようにテーブルを囲み、子の気配を感じ、親の気配を感じ、自然の中で家族が「ふれあい」家族の絆が生まれることを期待している。そして、自然を感じながら家族が触れあう日々の中で本来の家族という姿になるであろう。
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