立地:
福岡市郊外にある古い分譲住宅地の中、通過交通のないループした道路の一番奥の角に建つ。
周りはあまり特徴のない古い住宅に囲まれている。
外観:
シンプルな白い箱を“置いただけ”のようなオブジェチックな建物。
外壁材はサイディング、南面の間口いっぱいの開口は規格サッシを5つ連窓にしたもの、そんな安い材料を面白くかつ、きれいに見せるように使った。
間口いっぱいの開口部からは、昼間は室内にたくさんの光と風を取り込み、夜はシンボリックに灯籠のような明かりが漏れる。
内部空間:
廊下,階段の動線部分をコンパクト化するために建物中心に集約した回遊型の住宅とした。
リビングダイニングの間口いっぱいの開口部と、ダイニング上のハイサイドライトからはこの大空間に質の違う光を取り入れている。
吹抜けに面した主寝室と子供室は建具を開放すると、吹抜けを介してリビングダイニングと一体となった大空間となる。このようにパブリック部分とプライベート部分を繋ぐことによって、家族が常にお互いの存在を感じることができる。
分節化した家族関係を問う脱nLDK型の住宅のひとつとしてこの住宅を創った。
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