長野県軽井沢での別荘の計画である。敷地はグルメロードから少し入った林の中にある。二世帯の家族がともに避暑できるような規模を求められた。大きなLDKに大きな開口を設け森林との一体感が醸成される別荘を目指した。片流れの大きな屋根の上部が2層、下部を1層として、敷地の緩やかな傾斜に沿うように屋根の造形により景観を整えつつ、内部は天井の高さが各所で変わりつつ一体感のあるインテリアとしている。洗面や浴室も大きな開口を設けることで別荘ならではの開放感を出せるように努めた。また、軽井沢は夏が多湿、冬が低温乾燥と温帯湿潤気候が顕著に表れるためデシカント空調換気を採用している。デシカントによる全館換気システムにより夏の除湿(カビの発生も抑制)、冬の加湿が実現され、体感上非常に快適な室内空間となった。
http://www.mf-architect.com/Works17.html
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