60代ご夫婦の終の住処
大病を患う奥様がリゾート地で療養する感覚で暮らしていける唯一無二の住まいです。
南側道路に面した高台にある公園の借景を思う存分楽しめる住宅でありながら外部からの視線、プライバシーを重視しています。
施主からの要望は非常に少なかったです。
1.非日常感も感じられる癒しの家
2.切妻屋根の和風テイスト
3.大塚先生の「終の住処」のベスト案が見たい
2.以外は抽象的でもありある意味難しい課題でした。
しかも、色々検討した末に2.の希望も却下する提案になり...
公園の緑と冬の日照を余すことなく室内に取り込むためには、切妻屋根ではなく室内から連続する大きな片流れ屋根である必要があったのです。
施主の要望を全て満たすことが、施主の望んでいる形になるとは限りません。
専門家としてより良い方法を提案することも
施主にとっては新しい気づきになtたりするものです。
既に他社様と設計契約をされていらっしゃったお客様がセカンドオピニオンとして弊社にいらっしゃいました。ヒヤリングでは、ご契約済でしたのでアドバイス程度のお話をさせていただきました。1週間ほど後に契約を破棄し再度ご相談にいらした時に奥様の大病を知りましたが、「終の住処」をゼロから考え直すきっかけとなった住宅です。
資料請求にあたっての注意事項