舞台のある家

◇概要
お子様2人とご夫婦の4人家族の家。
木を見える家に住みたいと知人からご紹介頂く。
ご主人は、お仕事の他に人形劇をライフワークとしており、ヒアリングの際、「家でも人形劇をしてみたい。」とのお話を頂き、この一言をヒントに「舞台のある家」をご提案いたしました。

◇要望
自然素材を使い、木のぬくもりを感じられる家。
居間を中心の生活としたいので、ここを出来るだけ広く感じる家にしたい。
一階は舞台に使える等、状況に応じて使い回しのきく間仕切りの少ない空間を希望。

提案
建物は、日差しのコントロールのしやすい東西に長い建物とする。
北面道路は周辺環境にあわせオープンな外構にすっきりとした白い壁、南面の庭側は軒高さを平屋に落とし、板壁にすることで、庭に開放感と暖かみが生まれるよう配慮しました。
内部は、天井を構造材の現れる舟床とし、このボリュームを活かし、季節に応じて空気の流れを調整出来るよう開口部を配置。
レイアウトは居間を広くし、その他の部屋は動線の工夫でコンパクトにまとめ上げる。
居間脇に畳コーナーを設け、舞台や客間など多用途で使用できるスペースを確保する。

東山明建築設計事務所

東山 明

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。

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