敦賀湾沿いの集落内に建つ木造平屋建て住宅です。夏の燦々と降り注ぐ太陽、一年を通して吹く海風、冬の湿気を含んだ雪への対策が必要とされました。敷地正面の山と背後の海に向けて勾配を取る屋根形状とすることで、海風を受け流す。建物ボリュームを低く抑えつつも屋根勾配を生かした断面計画を行い高天井の豊かな空間を生み出しています。内部工事では既製品と造作品をうまく使い分けることでコストコントロールを行い最大限のポテンシャルを引き出しています。
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