初めてお会いしてから1ヶ月後にこの土地を見つけられ、「コンクリート打放し」「広いバルコニー」などのキーワードを基にスキップフロアのあるオウチを提案させて頂きました。設計を依頼して頂くことが決まってからは、プランニングや構造の検討に長い時間をかけながら進めていきました。
道路斜線制限によりあまり高い建物に出来ないため、1階を半分地下に下げることで、タテの空間を確保できるようにし、その半地下部分により生まれた段差をリビングとダイニングにも活用することで空間を柔らかく仕切っています。コンクリート打放しの壁や造作のキッチン、浴室、各所に散りばめられたタイルなど、クライアントの個性がたくさん詰まった、空間変化に富んだオウチとなりました。ウッドデッキのバルコニーは春には川沿いの桜を見せ、夏には家族の遊び場となり、家族だけのアウトドア空間として活用されることでしょう。
資料請求にあたっての注意事項