敷地面積18坪、 間口5.3m、前面道路4.2m、三方を建物に囲まれており、
狭小住宅としての条件は全て揃う。
コンクリート打放しというハードな素材の印象を和らげるため、
狭小ながらもできうる限り自然を取り入れる。
それはガレージの緑化であり、すべての階から空を望めるトップライトであり、
リビングの大きな開口から繋がるコートの外気や植栽である。
そして延床面積80㎡という狭さを感じさせず、伸びやかな空間にする。
それは間仕切りを最小限にすることであり、縦にも横にも視線を届けることであり、
近隣の視線を気にすることなく外部に開かれた大きな開口部を作ることである。