阪神大震災で全壊に近い半壊の判定を受けた2階建住宅の全面的補修・増築です。
被災時点で既に築26年ほど経過していましたが、幸い木造骨組部分には甚大と言える程の被害はなく、接合部の金物取り付け、筋交い増設、外壁全面に構造用合板張り付けといった補強で対応できました。
プランそのものは変更してませんが、リヴィングには3帖程のサンルームを増築しました。サンルームは柱・梁等木造の素地現しとし、床面は無垢の杉板を張っています。大変日当たりもよく、冬場晴れた日には日中の暖房も要らないくらいで部分的ですが、ある種のパッシブ・ソーラー手法となりました。
内装は布や木や天然塗料といった自然な建材を使用していて、色や質感はとてもリラックスできる仕様になっています。DKとリヴィングにはガスによる床暖房が施されています。
その他リヴィングと脱衣室には大きな作りつけ収納を設けました。
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