敷地は一世代前に開発された住宅地の一画に位置する。周囲にはすでに家々がそれぞれの敷地に思い思いに建ち並び、計画敷地の大きさと相まって、採光や通風を得ずらい敷地であった。そのような条件を解決するために、1階床面積をできるだけコンパクトにまとめる事で敷地に対する家の割合を小さくし、余白(家族庭)をつくる計画とした。余白をつくることで隣家と距離(離れ)が生まれ、その距離によって室内に通風や採光が得られる構成としている。
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