「はじめ別荘、定年後は終の棲家」というコンセプトで計画された家です。
趣味の畑仕事のため、住宅敷地としては170坪近い広い敷地で計画が始まりました。
静岡在住の息子さんや多くの友達を静岡県内にもつクライアント夫婦は横浜から静岡に来る度に、多くの人達との会食等をして楽しんでいたため、お客様の宿泊スペースは重要な要素でした。また、終の棲家として、将来の身体能力についての検討も必要でした。
そのため、最終的には「母屋」「土間」「離れ」の3つの要素を備え、
畑を取り囲むようにL型の平屋を計画しました。
母屋には広いLDKと寝室等をワンルーム状に配置し、
作業スペースを兼ねた土間を挟んで、
土間側に縁側を備えた二間続きの和室(客間)を配置しています。
外観は富士山の稜線に合わせて緩やかな屋根勾配とし、
米ヒバの戸袋をアクセントにすることによって、
別荘的なイメージを醸し出しています。
詳しくは
https://www.harausf.com/domatohanare
静岡県住まいの文化賞「優秀賞」