南宇都宮駅前の一画に、大谷石積みの数軒の蔵が約30年前に建てられました。軒高や高さ、工法、素材が統一されたこの建物群は、各々が同じ時間を経て現在でもまとまった雰囲気を保っています。当初は味噌屋の倉庫として、その後製薬会社の社屋として使用され、この度その中の一つの倉庫を和食店鋪に改装しました。時間の経過を感じさせる既存部分とモダンに仕上げられる新設部分が様々な形で対比され、建物の内外に渡って互いを引き立て合う食の空間が出来上がりました。
高松工務店/施工
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