都心に建つマンション住戸のスケルトンリフォーム。
オーナーは非常に活発な方で、細かく分けられた間取りではなく、全体をひとつのスペースとすることを望まれていました。
ただ、単純にワンルームにすると単調であり、また家具や荷物のためのスペースが作り難くなります。
そこで梁型をきっかけにいくつかのスペースに分け、違った場所が連続していく、まるで街中のように作ることを試みました。
気軽に座れる場所、コーナー的なスペース、潜り抜け、上方への開放感。
これらが総合されることで、1つの空間を作っています。
中心となる壁面は、木仕上に合せてベンチ収納としました。
座ってもよいし、飾り棚とすることも、TV台として利用することもできます。
使い勝手を限定せず、自分なりにカスタマイズしていくきっかけだけを用意することで、スペースを有効に利用しつつ住戸全体に統一した雰囲気をもたせることができたのではないかと思います。
http://www.y-ishikawa.com/03WORKS/03NISHIAZABU/NISHIAZABU-01.htm
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