山の窪地の見渡す限りの広い茶畑の中に建つ住宅です。
緩やかな周囲の傾斜に合わせ、南側の庇を長く突き出した建物は広く広がる浅くて低い勾配のシルエットで構成しています。
プランは周辺地域の慣習を考慮し、農作業の途中でも気兼ねなく立ち寄れるように、中央を貫く土間を介して、客間と家族の空間を分離しています。
土間には広い敷板があり、誰でも気軽に立ち寄り、腰掛けて楽しいおしゃべりのできるスペースとなっています。
リビングは全開放の木製サッシを設置し、外部デッキを介して広い庭やその奥にある茶畑と、外へと広がりを持ってつながる開放的な造りとしています。
詳しくは
https://www.homify.jp/ideabooks/27670/homify360
https://www.harausf.com/tyabatake
庭に開けた幅4.5m高さ2.4mの大開口が全開口する
南北を貫く通り土間
周辺環境に配慮した外観