空への教会設計競技

この建築の特徴は、壁にある。 自立する壁が、教会の中心に位置する礼拝堂を、円の軌跡を描きながら囲んでいる。なぜ、礼拝堂に、このような空間構成を与えたのか。それは「理想の教会建築を」という垂水教会(プロテスタント)の方々の思いを受け、2つの大切なことを追求することから始った。ひとつは「内面を見つめる人間の心を包み込む空間」ということ。もうひとつが「内側に向いた人間の心を大きな世界へと解き放つ場」ということである。このふたつを満たす空間の実現が、めざす教会建築のテーマとなった。


http://www.ne.jp/asahi/prime/nishijima/06.html


掲載誌

新建築1995年5月号

CHIESA OGGI architettura e comunicazione

西島正樹 ／プライム一級建築士事務所

西島 正樹

設計事務所会員

設計事務所会員とは

主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。

通常営業中です

詳細を見る

この専門家に相談する

前の建築事例

Kaleidoscope-万華鏡

次の建築事例

紙芝居舞台スタンド