住宅地の一角での、不定期のワークショップの企画開催や、レンタルルームとしての利用もできるギャラリーカフェの計画です。
クライアントのご要望はカフェとしてだけではなく、ワークショップやお菓子教室にも使うことができ、ギャラリーとして分割してルーム貸しにも対応できること。
郊外であるため15台と規模に比して多めの駐車スペースを確保。
平面計画は何組かで同時利用もできるよう、空間を3つのボリュームに分割しそれぞれを45°回転させています。
それによって生まれた空間は内部ではバックヤードの質を与え、外部にできたスペースは坪庭としています。
45°の角度は3つの空間を分割して利用する際も、全ての室が外部への開口を持つだけでなく、隙間に生まれた坪庭の緑を望みながら、道路向かいの住宅との距離を最大にしています。
空間を分けることにより、建物のボリュームを小さく見せることができ、視覚的に建物の連なりを瞬時に把握することもできるため、初めて訪れた人にとっても利用しやすいプランとなっています。
緑をガラスに映し込みながら内外を連続させることで、深い軒に包まれた落ち着いた空間と緑が揺らぐ開放的な空間の両立を実現しています。
都市の顔になるようなシンボリックな形態
Horibe Associates co.,ltd.(建築設計)
和想デザイン(造園設計施工)