静かな時が流れる｜中庭のある家

静かな時が流れる家

地下のエントランスからの外部階段を上ってくれば直接、中庭へとつながる．

L字型に配置された建物と西側隣地の壁、南側の道路に面した木製の二方の板壁に囲われて、落ち着いた場所となっている．

千里の丘陵地帯の造成地での建替計画
南面の道路側以外は三方を隣地に囲われており、建物と隣地側の塀で取り囲むようにしてできた中庭は非常に落ち着いた空間となる．

地盤は道路面より約2.5m程上がっており、地下にガレージとエントランスを設け、エントランスから屋外階段を上った場所の落ち着いた中庭．

広間(LDK)、玄関土間、和室のすべてが開け放すことができる大開口部で、内外が一体となる空気感や気配．

和室前の雨水が溜まる水盤がこの家に光りの‘ゆらぎ’をもたらす．これらすべてがこの家の特徴となる．

水盤に反射された光りの‘ゆらぎ’とともに静かに時が流れる．



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中庭のある家づくり｜水谷嘉信建築設計事務所

水谷 嘉信

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