JR五日市線の終点の1つ前の駅に武蔵増戸という駅があります.秋川渓谷に代表される観光地も近く,このプロジェクトは自然豊かな郊外の良さを取り込んだ新しい感覚の住宅スタイルの提案がテーマにありました.住宅としての機能性、耐久性,安全性,省エネ性能をベースにしながら別荘感覚の生活を毎日出来る楽しさ,ワクワク感とリラックスさを設計で取り込んでいます.道路に面したR屋根の形態がひと際目を引く住宅ですが,この空間が屋根形状に合わせたリビング空間になっています.フィーデンレール梁という構造を採用する事により重量感のある木構造でなく軽快でリズム感のあるモダンな木空間を実現しています.木を現代的にとらえ,良さを引き出しつつ、木の持つ優しさ暖かさを演出する事はいつもテーマとしてますがフィーデンレール梁の空間はその象徴となるデザインとなりました.あきる野市での3件目の住宅になります.
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