常陸太田の家は、のんびりとした住宅地の中で、趣味の野菜づくりを楽しみながら暮らすための小さな家である。
建物は畑越しに小川の方を眺められるよう東向きに開いた。
玄関脇には土足のまま行き来できる土間を設け、農機具・園芸用具の格納、漬物や味噌の貯蔵などに使われている。
寝室と書斎は半地下で夏涼しく、冬の寒さも和らげている。
居間・食堂は半階上がった畳敷きのロフトスペースとつながりワンルームのおおらかな空間となった。
スキップフロアの構成により、空気集熱式床暖房「ソーラーれん」と薪ストーブの暖気が家全体を循環するよう意図している。
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