育った家を建替え、育った地に戻る。昔遊んだ丘の地形の坂沿いの家。坂の上の道向かいには、現在の実家がある。地形を修復するように、床や通路を置く。坂を流れる風は、スキップする床と共に建物内をぐるっと巡り、屋根の上から裏の森へと抜けていく。丁寧に周辺環境に接続することにより、外観は、まちに影のように寄り添い、空間は、まちに無限に溶け出していく。
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