-躯体のみを残してのリフォーム-
スキーを通してお付き合いのあったクライアントのご家族から、長野県白馬にあるセカンドハウスの改修か新築をしたいという依頼を頂きました。
既存の山小屋は、少しくたびれていましたが、構造体の状態は非常に良く、素晴らしい柱や梁を持っていたので、改修するすることにしました。
この仕事によって私自身は、雪国の木造建築の素晴らしさを多く学べましたし、改修の面白さを知ることができました。
内部は、2間(3.64m)四方の吹抜けを中心とした、シンプルな構成で、大きな居間は、非常に気持ちの良い空間です。
また、何よりうれしいのは、"クライアントの皆さんがこの山小屋が大好きなこと"に尽きると思います。
DATA : 長野県北安曇郡小谷村
木造2階建て 改修
1998年秋竣工
撮影 : 川元 斉
■その他の作品は→ http://www.atelier-m.com
吹き抜けの気持ちよいLDK