1階が写真館、2階・3階がオーナー住居となる店舗併用住宅。
オーナーは、この地で長く写真館を営んできました。都市計画に伴う前面道路の拡張によって、土地の1/3が削られることになりましたが、今後も写真館を続けたいというオーナーの思いから、この場所での建替えとなりました。
敷地面積が2/3になったために、それまでの2階建てから3階建てとして延床面積を確保し、オーナーの防災意識の高さから、火災の心配が少ないオール電化住宅を提案することになりました.
1階の写真スタジオは、住宅地の店舗らしく、入り口周りを落ち着いた木調をベースにしたインテリアとしました。2・3階のオーナー住居では、全体を珪藻土の明るい色彩でまとめながら、濃い目の木をあしらって寛ぎのある雰囲気をつくっています。
また、コレクションの絵画や彫刻を飾るスペースを各所にちりばめて、オーナーの愉しみが増えることを期待しました。
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