商業系地域の建物密集地で、車通りの激しい道路に面した間口4m程度の狭小敷地での住宅計画です。
騒音や排気ガス等の影響を考慮して、通風も光も最上階に設置した2基の開閉式のトップライトから取り入れました。
風は2階部の道路に面しない隣地側へと通し、光は西側前面道路からも採光を拡散して取り入れるて、階段段板を全て強化ガラスとすることにより、1階まで光を落とす計画としました。
・白く塗装されたナラ材と素朴な風合いのALCをそのまま見せた天井
・細かいピッチで表されている白く塗られたH鋼の柱と梁
・光のみを柔らかく通すガラスの壁
・4階から1階まで見渡せるガラス階段
全てが揃うと喧騒の場所とは思えない安らかな空間となっています。
詳しくは
https://www.harausf.com/garasukaidan
撮影:加藤嘉六