敷地は近くにある線路の踏切音や電車の喧噪音が気になる場所にあったため、外観的には、北及び東側(線路側)の前面道路側に閉じて、
逆の東南側の中庭に大きく開いて光をそちらから取り入れる構成となっています。
この中庭とこれに隣接するリビングを中心に、住宅の多様な空間がコの字状に配置されるコートハウスとなっています。
リビングの中心に吹抜けを設けることで、開放感が感じられるとともに、1階と2階のつながりができ、どこにいても、中庭の緑や光が感じられる ようになっています。 また吹抜けと介して 家族がそれぞれの活動の様子や気配を感じられ、愉しく過ごすことのできる住宅となっています。
・庭と内部空間(リビング、ダイニング)との繋がり。
・三角形の階段室周りと2階でこれを取り囲むワークスペースの立体的な関係性。
・視界が上へ上へと抜けていくところ。
北側の電車及び踏切の喧騒を避けるため、北側に閉じて、南側の中庭に大きく開くようにした。
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