千葉県佐倉市内に建築した平屋構造(小屋裏利用の2階建て)の家。
壁は全て素人のワークショップで竹小舞をかき、荒壁塗りをしてコストダウンを実現しました。仕上げは左官職人による土塗りと漆喰です。
木組みは千葉県産の天然乾燥材を手刻みした伝統構法です。
外壁、屋根には木の繊維の断熱材によって断熱基準相当の断熱をしています。
小屋裏をプライベートスペースとすることで材料、仕上げ面積を節約し、高価になりがちな伝統構法の家を一般的なコストで実現しています。
伝統構法の家を建てたい。予算は限られているが仲間はたくさんいるということなので、ワークショップを大々的に取り入れて、木舞、土壁下地づくりに4ヶ月を掛けて実現しました。
設計者としては合理的できれいな木組み、スムーズな導線の間取り、連続性があって広々とした抜けを感じる空間構成をこころがけました。
仕上色げや設備、照明などに関しては性能の許す範囲でできるだけ施主の希望を実現しました。
木工事:株式会社根本建設
左官工事:LSK 劉朋展
瓦:片岡瓦工事
板金:(有)茂木板金店
建具工事:白坂建具
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