木造の2世帯住宅。水廻りのみ共用するタイプの提案である。緩やかにカーブする通りに面するため、その佇まい、バルコニーからの眺めを重点的に配慮して、計画を進めた。最低限度高度地区、さらに厳しい防火規制が掛かっていた。ハイサイドライトを設けた片流れ屋根を採用し、内外装の仕上げによる被覆で所定の防火性能を確保した。Photo Joe Shimizu