千葉市内を中心に訪問介護を主な事業とするジャストケアいう会社が、事務スペースが手狭などの事情により移転計画を企画し、私どもでかねてからその相談を受けていた。
このような状況下、比較的都合の良い物件が急遽見つかり、大幅なリニューアルも可能なことなど、条件面での調整が済みこの度の計画が実現した。
既存の建物は、バイクショップとして使われていたいた築15年の鉄骨造平屋建。
ジャストケア社は、この物件を駐車場込みで賃貸契約し、室内外をリニューアルして、本社機能を移転することとなった。
ただ、そのジャストケア社では、外観が工場のようで冷たく、暗いなどの良くない印象をかなり持っていた。そこでコストをあまり掛けずに、明るく親しみやすい雰囲気を持った外観を求め、企業のイメージアップも可能なデザインを要望された。
外装材を新たに張り替えたり、塗装を変えるなどの手法では、建物の形は変えられないし、インパクトもそれほど期待できないことを説明した。
そして全面の駐車場を囲うように、サインと一体化した壁を新たに設けることを提案した。
賃貸物件であり、10年20年という年月の耐久性を考慮しなくても良いことから、コストを抑えた上で、柔らかな雰囲気を出せる木製(桧材)によるルーバーを計画した。
前面道路は片側2車線の幹線道路であるが、完成から1ヶ月半経ち、このファサードは道行く人にかなり認知されたようである。
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