小笠原諸島母島の玄関口となる沖港の船の待合所です。南国の厳しい日射しから旅行者を守るためテント膜の日除と深い軒を設けました。好天時は扉を開け放して風通しの良い快適な空間となります。しかし一方では母島は台風の通り道となっている島です。風速60m/sに耐えられる強固な建物として設計しました。母島でしか産出されないロース石を壁面に使用しています。
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