旧市街地美観地区に建つ築35年の専用住宅
骨組みのみまで解体し、大規模な耐震改修を行った。
まずリノベーションにおいてはその性質上、新築の最大7割程度のコストで実現する事が一般的に要求されるが、解体から始まり全業種が動員されるスケルトン改修(骨組のみ)では、如何に既存の骨組を生かしつつ新たな構造材を単純化できるかという点がコストデザインの中で最も重要となる。
構造を単純化することが即、明快な空間となり最終的には無駄なコストを省くこととなる。
基本的な素材を木材にしつつ、オーナー様のご要望により極力節目の無い柾目を用いて必要最小限のシンプルな空間を目指した。
単純な箱を自然素材で丁寧に作ることを意図した。
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