113°に折れ曲がった平面を持つ個人住宅です。 変形しつつ広すぎる敷地にクライアントが求めたのは、中庭があり、収納があり、 プライバシー性・防犯性が高く、洗濯・調理等、日常における全ての動作がストレスフリーであり、 室内犬に考慮し、それでありながらモダンであり、生活感を消し、ストイックな空間であること。 その全てを満たす2階建てを要望するクライアントに対し、我々は敷地の広さと20年後の生活を想定する事を加え、平屋を強く提案しました。 その平面はまず、建物の一部が敷地を二分することによって、接道側をパブリック、逆をプライベートに分けます。 要望と敷地との関係性を合理的に練った結果、敷地に沿った、113°のくの字型平面が生まれました。 外観・内観は白で統一し、慎重に、クライアントの好みである、アクセントカラーのブラウンを配していき、 出来上がった空間は、洗練されたものでした。
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