副都心の喧噪を抜け、歴史ある街並の一角が敷地となる二世帯住宅です。
勾配のある敷地形状を活かし、その勾配なりにスキップフロアの空間構成としました。
周辺は様々なヴォリュームの建築が建ち並ぶ街。その街並に違和感無く馴染ませるため、様々なテクスチャ、ヴォリュームの組み合わせをし、また、はじめて敷地に訪れた時に浮かんだ踊るクジラ(balena)のイメージを元に、全体としても大きな統一感のある建築となるよう試みました。
地下1階地上2階建て。上層階に行くにしたがって少しずつ軽さとは異なる胎内を思わせるような浮遊感を感じさせる試みも。
ゆっくりと大洋を回遊するクジラのように、優しく柔らかな時、空間に包まれるような住宅を心掛けました。
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