岐阜の市街地に建つローコストの住宅。
敷地は大きな道路から一本入ったところに位置し、西側に畑、北側に田んぼが広がっている。
その西側と北側の開放的な緑の風景を利用してこの住宅は計画された。
スキップフロア状に建物の半分を半階分浮かせることによって、敷地の多くの地面を解放した。
春になると敷地内の地面には芝生を植え、隣地に広がる田んぼや畑と連続した風景を作り出す。
浮いている部分が軒がわりとなり、西日をカットしながらとても開放的な内部空間が実現した。
内部と敷地の外まで広がる外部空間を繋ぐ、この子供の為の中庭の様な、半内部的な空間がどの様に使われて行くかとても楽しみだ。
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