薄く深い軒を持つ、黒い外壁と杉板の佇まい
薄く深い軒は機能的な日射遮蔽の役割と、軒下空間の役割があります。また、意匠的には深く出すことで重厚な形状になり上品な印象を欠くことを避けるため、細部に拘り薄く作ることで洗練された印象を与えるような外観デザインとしました。内部空間は、断熱性能を上げることで良点の増す大きな吹抜を設けることで、家族の存在を感じられる、温熱的にも均一化された一体的な居住空間となる計画としました。太陽の陽が入り、風の抜ける畳の上での寛ぎは至福の一時。意匠と機能性、温熱的にバランスのとれた、心地よい住まいです。
薄い屋根・黒い外観・杉板の外観・畳リビング・堀炬燵・吹抜・造作出窓・断熱性能・パッシブデザイン
design + inshulation + passive design
薄い屋根のスッキリした外観
畳リビングと堀炬燵
県産材の杉無垢板の外壁
寝室の壁・天井のケイソウ土を施主様と共に施工したしました。