岡山の家

家族構成は若夫婦とご両親の4人家族。若奥様より始めにスカーレットオハラが降りてくるようなRの大階段を見せられ、「こんな家にしたいの」という依頼があり、ご両親からは純日本風の数奇屋にしたいというご要望があった。二つの異なるデザインを「洋の記憶」と[和の現在]の建物とを融合した建物を計画した。上から見ると屋根が十字の形状をしている。3次元の形をしたホールのトップライトには波間に浮かぶヨットを、壁面にはツリザオ・モリ等の海をモチーフにデザインを施した。
中庭の地面には、以前あった建物の記憶を伝承させるため、使用していた日本瓦を”瀬戸内のなると渦潮”をテーマにデザインした。

ken-ken inc.,一級建築士設計事務所

河辺 近

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