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土間のある平屋建ての住処の建築事例写真
土間のある平屋建ての住処
原友望実建築設計事務所
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土間のある平屋建ての住処

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奥多摩地域の玄関口、青梅市の多摩川右岸に建つ平屋の個人住宅。
敷地は準工業地域にあり、周辺には小中規模の工場、資材置場、住宅、その合間に畑などが並び、生産の場と生活の場の距離が近しく感じられる。
敷地北面は、多摩川水系の流れが形成した段丘地形による断崖を含む緑地帯。南東西面は隣地や河川を挟みながら道路に面している。あらゆる方向から建物の姿が目に付く事から、全方位に均整の取れた姿を見せるために方形屋根を採用した。
内部は、形態や陰影に重きを置いた抽象度の高い表現を行いながら、要所に木材の質感やディテールを施す事で、モノとしての安定感や安心感を与えている。
南面には土間を配し、客間や第二の居間、そして小規模な商いの場「見世」として多用途に活用される事を想定し、隣接するように団欒の場を中央に大きく据えることで、空間の大らかさを手に入れるだけでなく、商空間としても堪える意匠的強度を持たせた。
奇をてらわない平滑な納まりや懐かしい設えを現代的な意匠に織り交ぜながら、建築に関わる人たちにどこまで「思い出してもらえるか」「面白いと思ってもらえるか」がテーマのひとつとなっていた。
日常使いの職住一体の場、その起点となり得る素形を想い描き、ひとつの点を打つに至った。

1これから家づくりを考えている方へ

これは設計者の自邸です。現在は事務所兼住宅として使っています。
この家を設計するにあたって思い描いたのは、住居でありながら、住居ではない他の用途で使う事のできる大らかさのある空間です。カフェでも本屋でも事務所でも、その何にでもなれるような空間を作り出せば、長く受け継がれて、消費財としての住居を超える存在になれるのではないか?設計しながらそんな事を考えていました。なので住宅としてはシンメトリーや抽象的な表現を取り入れ、幾分象徴的なデザインとなっています。
世の中には家がたくさんありますが、如何にも家らしい家である必要はありません。自分自身の生活を柔軟に捉えてみて下さい。

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原友望実建築設計事務所

原 友望実

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2024
部屋数
2
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造軸組住宅(在来工法)
敷地面積
300㎡以上
延床面積
100㎡〜150㎡未満
外壁仕上げ
杉板下見張り
屋根仕上げ
ガルバリウム鋼板小波板
内装仕上げ
EP塗装仕上げ
床仕上げ
杉板自然塗装
建ぺい率
29
容積率
29
予算帯
3000万円以上〜3500万円未満
所在地
東京都
ロケーション
郊外
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