自社の事務所の計画。
設計事務所における課題をもとに計画した。
事務所内では設計業務のほかに、施主との打合せを行う場でもある。
近年の打合せでは模型や3Dを使いより立体的な話し合いができるようになったが、SNSでの情報収集や、写真の雰囲気を参考にし、建材のデザインとコスト面のみを考えている要望が増えてきた。
本来、デザインとコスト以外にも検討していくことがある。
「劣化する仕上材の様子、影の落ち方、光の反射、手触り、匂い、冷たい温かい、等の知覚的な要素」
設計事務所では常に考えている事のはずが、SNSの普及により施主との感覚が共有できなくなっていることに気づいた。
そこで仕上げ材を中心に様々な建材を知覚的に感じられるような仕組みをつくり、施主と設計事務所との感覚の共有をより密接になるよう計画していく。
使用材料:ポーターズペイント、木毛セメント、フレキシブルボード、コンクリートブロック、ラワン合板、シナ合板、タイル、ポリカーボネート、アルミ、真鍮、ヒノキ、ポリプロピレン、ウレタン塗装、オイル塗装、オーガニックコットン、コンクリート金鏝押さえ、構造用合板、漆喰、陶器、FRP、既存ヒノキ柱、既存繊維壁、既存丸太梁
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