群馬県邑楽郡板倉町ニュータウンの自然環境豊かな前面道路に対し、大きなテーブルを張り出した住まいの提案です。テーブルでありながら、住居へのアプローチでもあり、ベンチでもあり、ラグを広げるテラスでもあり、開放的な住まいを守るような周囲からの距離を自然と確保します。コロナ禍によりライフワークバランスを検討し、自宅でリモートワークをしたい方を対象に、住居の中に篭るだけでなく働く場所や時間を選択し、地域の人々とソーシャルディスタンスを取りながら積極的に接することもできる、新興住宅地における大らかな生活環境をこのテーブルは許容します。
このプランの特徴:
① 様々な環境を貫く大きなテーブルがあることで、働く時間・場所を選択できる
② 低炭素住宅の認定取得レベルの省エネ性能とメンテナンスを極力フリーな長持ちする住まいを計画
③開放的で広々としたLDKながら、住まいの面積をコンパクトにまとめることによるコスト合理性を実現